プロジェクトストーリー PROJECT STORY

ピンチを
新たなチャンスに!
工事支障期間における
「アドスク」の進化
member

プロジェクト概要 ー OUTLINE ー

プロジェクト概要
JR大阪駅の工事に伴い、一番人気のSP媒体「大阪駅ランドマークアドスクエア(アドスク)」に、工事支障とのバッティングが発生。アドスクの使用停止というピンチを乗り越え、工事仮囲い面を活用したダイナミックな広告展開を実現した、交通メディア統括局のメンバーに話を聞いた。

MEMBER

A.I
A.I 交通媒体管理
交通メディア統括局
販売企画局
駅メディア部
E.I
E.I 交通媒体管理
交通メディア統括局
販売企画局
駅メディア部
T.S
T.S 交通媒体管理
交通メディア統括局
販売企画局
駅メディア部
T.M
T.M 交通媒体 開発保全
交通メディア統括局
開発保全局
協議部
S.N
S.N 交通媒体 開発保全
交通メディア統括局
開発保全局
協議部

TALK 01

工事壁を
ダイナミックな広告に変える
プロジェクト

A.I:

「大阪駅ランドマークアドスクエア(通称:アドスク)」は、JR大阪駅の御堂筋口改札を出たところの柱を使った、一番人気のSP媒体です。そのアドスクがある場所が、耐震工事用の資材置き場として仮囲いが設置されてしまうという情報が入ったのが始まりでした。

T.M:

数年にわたる長期間の工事となるため、私たちとしては売り上げを考えてもアドスクを停止するわけにはいかない。いろいろとアイデアを考えてみたのですが、工事ということを逆手にとって、柱と柱をつなぐ仮囲いの工事壁をダイナミックな広告にしてしまおうということになりました。

E.I:

アドスクをメインに販売している代理店さんもいらっしゃったので、工事が入ったら掲出できなくなるの?という問い合わせを複数いただいていました。今後どうなるかということを発表できるまで、なかなか心苦しい時期もありましたね。

工事壁をダイナミックな広告に変えるプロジェクト

TALK 02

新たなアドスクを
実現するために
行われた折衝と調整

工事の仮囲いをダイナミックな広告にするというアイデア。それを実現することは簡単なことではなく、JR西日本をはじめとする様々な交渉と調整が必要だったという。

S.N:

工事の仮囲いをJコミが広告として独占的に使用するためには、様々な折衝が必要でした。広告用の壁ができることで近隣店舗が見えなくなってしまうことにもなりますし、案内サインや事業告知等で活用したい、大阪駅、JR西日本、グループ会社などたくさんの関係部署に承認をいただかないといけない。なかなかハードルは高かったのですが、1年ほど折衝を続けて場所を確保することができました。

T.M:

工事の仮囲いを無事に確保でき、本来高さ2mの工事壁を工事会社さんのご協力で1mプラスして縦3m×横11mという巨大なスペースを活用できることになったので、ぜひとも商品価値の高いものにしたいと考えました。工事の仮囲いは若干凹凸があるのですが、工事会社さん施工会社さんに無理をお願いし、キレイに仕上げてくださってクオリティの高い壁に仕上がりました。

A.I:

数年間、工事の仮囲いをキープすることができたので、調整も慎重に行いたかったのですが、アドスクの販売を長期間ストップさせることはできません。スケジュールがタイトな中、複数の業者さんに集まっていただき、意匠に使う大きなシートが壁にきちんと貼れるか、意匠面を剥がした後も下地に影響は出ないか、のテストを行いました。関係各所にはご迷惑をおかけしましたが、無事に工事の仮囲いを使った新たなアドスクをスタートさせることができました。

新たなアドスクを実現するために行われた折衝と調整

TALK 03

みなさんが満足できるより良い
媒体作りを目指して

T.S:

売れ行き商品だったアドスクがストップしてしまうことに不安は大きかったのですが、今回のアドスクは、多くの人に間違いなく大きなきっかけを与える空間作りができたと思います。広告主、代理店、広告を見た方の3者が満足できるような媒体作りを今後も続けていきたいと思っています。

A.I:

新しいアドスクは掲載サイズも変わりましたし、媒体料金もアップしたので、これまで掲出してくださっていたクライアントさんから、申し込みがなかったらどうしようと不安に思っていました。でも、「これだけ大きく掲出できるなら、またお願いします」「現場で見ると大迫力で満足です」と言っていただけのは嬉しかったですね。自分たちも、より良い商品作りを頑張っていかなければという気持ちに改めてなりました。

T.M:

SP媒体の象徴とも言えるアドスクだけは、絶対守らなければいけないという思いで折衝を続けて良かったと思います。販売チームさんから、「やっぱりこの商品は売りやすい」とか「いい商品を作ってくれた」というお客様の声を聞いたら報われますし、仕事としてのやりがいも感じます。

こちらの記事の内容は、2024年11月に取材した内容となります。内容に変更など生じる可能性がございます。予めご了承ください。

みなさんが満足できるより良い媒体作りを目指して

こちらの記事の内容は、2024年11月に取材した内容となります。内容に変更など生じる可能性がございます。予めご了承ください。

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