PROJECT #03

媒体開発

大阪駅セントラル
サウンドビジョン

2020年8月に大阪駅 “暁の広場”壁面に誕生した「大阪駅セントラルサウンドビジョン」。大阪駅構内のデジタルサイネージとしては最も大きく、また従来型にはないさまざまな機能を持った“これまでにない交通広告”として注目を集めている。今回、同媒体の販売に携わる交通メディア本部のメンバーに思いを語ってもらった。

MEMBER

M.KOMAGO

販売局駅メディア部

2016年入社

JR西日本の交通広告の中で、主にデジタルサイネージに関する業務を担当。大阪駅セントラルサウンドビジョンでは、販売方法や価格設定、セールスシートの作成を担当。販売開始後以降は状況に応じたキャンペーンなどを立案し、販売促進に努める。

K.HAYASHI

販売局駅メディア部

2016年入社

売り上げや販売促進を目的としたSP媒体の販売、掲出、撤去にいたる一連の業務に携わり、媒体への広告展開実施の調整や、意匠審査などを行う。大阪駅セントラルサウンドビジョンにおいては、サポートメンバーとして代理店からの問い合わせ対応などを担当。

M.OGAWA

販売局駅メディア部

2019年入社

主にSP媒体の販売受付管理を担当し、販売代理店からの問い合わせ対応や意匠審査のほか、料金の設定や作業会社の調整などを行う。大阪駅セントラルサウンドビジョンにおいては、サポートメンバーとして問い合わせ対応や、意匠審査の補助に携わる。

C.MINAKA

販売局駅メディア部

2021年入社

JR西日本の交通広告で主にデジタルサイネージを担当し、意匠の審査、承認、販売管理などの業務を行う。入社1年目から、大阪駅セントラルサウンドビジョンに深く携わっており、意匠審査や、データ仕様の確認などを任されている。

魅力あふれる媒体を活用しながら
交通広告の未来を創造していく

大阪駅で唯一“音声が流れる”デジタルサイネージ誕生秘話

大阪駅中央コンコース北側“暁の広場”にて、日々さまざまな広告配信を行っている「大阪駅セントラルサウンドビジョン」。大阪駅構内のデジタルサイネージとしては、最も大きい縦3m×横11mのLEDビジョンが印象的だが、実は大阪駅で唯一“音声を使った交通広告”という、従来のデジタルサイネージにはない特徴を持っている。

「駅構内では駅のアナウンスが最優先で聞こえなければならないという条件があって、これまでのデジタルサイネージは“音声なし映像のみ”がスタンダードでした。緊急時に広告の音声を自動的に止める機能などを導入することで、そのハードルを超えることができたんです」(小孫)

現在、「大阪駅セントラルサウンドビジョン」の販売業務の中心にいる小孫と三中。部署の特性上、媒体の企画立ち上げや開発に携わることはなかったという二人だが、販売開始前に、開発を担当したメンバーから、開発当時のエピソードを聞いたと言う。

「開発チームとJRの間で何度も協議が行われたと聞きました。特に音の調整が大変だったそうで、音量調整はもちろん、広範囲に聞こえすぎないよう指向性のあるスピーカーに変更したり、スピーカーの数、角度、方向など何度も現場でテストをして細かく調整していったそうです」(三中)

音声機能のほかにも、IPカメラやWi-Fiアクセスポイントを導入し、媒体周辺の流動数や、性年代別構成の計測も可能にしているという「大阪駅セントラルサウンドビジョン」。
今では、すっかりおなじみとなった巨大ビジョンの裏には開発者のたゆまぬ努力があった。

従来型との違いに悪戦苦闘。チーム一丸となって乗り越える!

2020年8月、満を持して運用がスタート。しかし、これまでとは仕様の異なる交通広告ということもあって、販売に携わる小孫と三中にも、さまざまな戸惑いや苦労があったという。

「デジタルサイネージは縦型でも、横型でも縦横比は16:9が一般的なのですが、見ての通り全く違う仕様なんです。それに加えて解像度や、ファイル形式、配信の方法に至るまで、すべて従来型とは異なっていたので、最初は戸惑うことも多かったですね」(小孫)
「意匠審査に関しても同じで、特に音声の確認に関しては慎重になりました。マスターボリュームだけでなく、ラウドネス値(純粋な人間が耳で感じる音の大きさ)にも気をつけないと、“うるさい”とクレームにつながってしまうので」(三中)

徐々に業務が増えてきたところで、林と小川がサポートメンバーとして合流。チーム体制になったことで、煩雑になっていた業務が改善され、より良いサービスを実現できるようになっていく。

「すべての広告に言えることですが、意匠の審査はたくさんの目で確かめることが重要です。特に今回の媒体は確認しなくてはならないポイントも多いので、ダブルチェック、トリプルチェックと、チーム一丸になって取り組みました」(林)


媒体社としてより魅力あふれる交通広告を生み出したい

映像コンテンツ系や、ゲーム系、官公庁系など、すでに幅広いクライアントに活用されている「大阪駅セントラルサウンドビジョン」だが、メンバーたちは、より多くのクライアントに活用してもらうため、チームで相談をしながら、様々なキャンペーン企画を立案し、実施している。その中には、いまだに実現できていないチャレンジも。

「大阪駅セントラルサウンドビジョンのある“暁の広場”に、映像と連動するような形でSP広告(パネル広告や柱巻きなど)を展開できないかと考えています。広場全体の空間をジャックすることで、よりインパクトのある広告になることは間違い無いので」(小川)



言葉にするだけなら簡単だが、実際に実現するためには、交通広告であるがゆえの多くのハードルを超えていかなければならないのは明白だ。「今はとにかく、大阪駅セントラルサウンドビジョンを使った実績を積む段階」と語る小孫だが、すでに“その先”を見据えている。

「どれだけ魅力的な意匠でも、それを流す媒体が魅力的じゃないと、広告効果には繋がりません。大阪駅セントラルサウンドビジョンでまだまだ媒体の可能性を感じることができたように、これからも媒体社で働く人間として、常に新しく、魅力ある媒体を、みんなと一緒に創造していけたらと考えています!」(小孫)

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