PROJECT #03

SCプロモーション

エキマルシェ大阪
リニューアル開業
プロモーション

PARTNER:株式会社ジェイアール西日本
デイリーサービスネット

2021年10月にリニューアルオープンしたJR大阪駅の駅ナカ商業施設「エキマルシェ大阪」。開業に合わせて、大々的な販促プロモーションを行なったJコミメンバーに集まってもらい、コンペを勝ち取るに至った理由、受注後のクライアントとのやりとりなど、プロジェクトに関する様々なエピソードを語ってもらった。

MEMBER

Y.NAKAJIMA

JRグループビジネス局
JRグループ1部

2018年入社

JR西日本グループ会社の営業担当として、エキマルシェ大阪やエストなど、JRグループショッピングセンターを主に担当。今回のプロジェクトでは、各部署とのスケジュール調整や、クライアントとの調整、予算管理など全体の進行管理を行った。

S.NARA

クリエーティブ局

2017年入社

コピーライター兼CMプランナーとして、一般クライアント、JR西日本グループ、自治体などを担当。今回のプロジェクトにはコピーライターとして参加し、リニューアルコンセプトの設計や制作物の文字回りを主に担当。

M.SUZUKI

インタラクティブ
コミュニケーション局

2019年入社

WEBプロモーション担当として、JR西日本、JRグループ、一般クライアント、自治体など幅広く手がける。今回のプロジェクトでは、WEB用動画や特設サイト制作のディレクションおよび、WEB広告のプランニングから広告運用まで携わる。

インパクト&ビジュアルで勝負!
施設の今後を占う一大プロジェクト

ウィークポイントを跳ね返した大胆かつ効果的なジャック広告

2021年10月に大規模リニューアルオープンをした「エキマルシェ大阪」。Jコミはリニューアルに向けた開業ビジュアルおよび、開業販促プロモーション提案のコンペから参加し、見事獲得。コンペに関わった各部署のメンバーをまとめ、全体の進行管理を行うなど、プロジェクトの中心人物として動いた中島は、当時をこう振り返る。

「施設のウィークポイントを徹底的に洗い出し、それを補う企画を提案しました。エキマルシェ大阪の場合、駅の中にそういった施設があるいうことは知られていても、“どこからどこまでが施設なのかわからない”、“どこに出入口があるのかもわからない”というふうに、露出の弱さによる認知の低さが問題だと感じました」(中島)


そこから導き出した企画が、“現地(大阪駅構内)での露出を最大化する”ことだった。JR系の交通広告を扱うJコミの強みを最大限に活かして、駅構内にある多種多様な媒体をフル活用したリニューアル告知を行うことを提案書にまとめた。

「私たちを選んでいただいた一番の理由だと思います。最終的に、桜橋口地下通路の交通広告を初めて全面使用したり、SP広告(ポスターや柱巻き)や、デジタルサイネージを活用するなど、まさに“駅全体を使ったジャック広告”になりました。一時的ですが、駅の利用者の中で、私たちの広告を見なかった人はいなかったんじゃないかと思います」(中島)

広告の効果は抜群で、リニューアルオープン当初からエキマルシェ大阪は賑わいを見せることに。当然、クライアントからの反応も上々で、まさに狙い通りの結果になった。

リニューアル告知に止まらないクリエイターたちのチャレンジ

もちろん、ジャック広告だけでは実際に「行ってみたい」と思わせるまでには至らなかった。そのインパクトに見合うだけの、魅力的な広告だったからこその成果だと言える。

「とにかくビジュアルを大事にしようと思いました。中島さんが話した通り、施設の認知度の低さから、エキマルシェ大阪自体のイメージはほとんどないような状態でした。今回のプロジェクトはあくまでリニューアルを告知するためのものでしたが、同時に“エキマルシェといえばこれだよね”と、施設を代表するビジュアルを作る気持ちで挑みました」(奈良)。

コンペ時からプロジェクトに参加し、コピーライターとして文字周りを担当しつつ、イラストレーターやデザイナーたちと協力しながらビジュアル面の取りまとめを行なった奈良。コンペ受注後も、限られた時間の中で、クライアントの意向を汲み取っていったという。

「話をうかがう中で、先方からも“言葉で表現することは難しいけど、こういうものにしたい”という強い意志が感じ取れました。ヒアリングから得たヒントをもとに、実際にビジュアルを起こしては、確認してもらい、修正をするという繰り返しの中で、最終的にお互いにガチッと納得できるビジュアルを完成させられたことは、今も強いやりがいとして残っています」(奈良)

毎週顔を合わせる中で深まった絆。次はさらに良いものを!

コンペ受注直後からプロジェクトに加わった鈴木。リニューアルオープン用の特設サイトや、WEB用動画のディレクションを行う中で、いつもとは違った仕事の進め方に新鮮さを覚えたと言う。

「毎週、必ず定例会を行ったのは、今回の仕事が初めてでした。内勤は基本的に営業を通して、先方の指摘をいただくのですが、今回は最初から最後まで直接指示をいただくことになったので全然感覚が違いました。当然プレッシャーもありましたが、同時にすごく成長できる機会をいただいたと思います。何より“お客様とコミュニケーションを取りながら、一緒に仕事を進めていく楽しさ”を知ることができましたね」(鈴木)

中島の発案により実施されることになった毎週の定例会は、物事をスムーズに進めるだけではなく、社員同士のコミュニケーションを図る場になっていったという。

「リモートとはいえ、毎週必ず顔を合わせることで自然と絆も深まっていきました。広告が設置された時には、メンバー同士で現地に見に行ったり、SNSでの反応を共有しました。大きなプロジェクトだからこそ、みんなの思い出に刻まれたんじゃないかなと思います」(中島)

今回の大規模リニューアルは二期に分かれており、現在は2022年夏のリニューアル第二期に向けてチーム一丸になって進行しているという。絆を深めつつ、大きく成長を遂げたメンバーが、次にどのような広告を打ち出していくのか、期待は高まるばかりだ。

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総合広告会社として、ハウスエージェンシーとして、交通広告媒体社として。
3つのセクションの個性や能力を掛け合わせ、多彩なコミュニケーションをカタチにしております。