プロジェクトストーリー PROJECT STORY

大阪駅西側
アートプロジェクト
「WARP」
代理店の枠を超えて
ワープは続く
member

プロジェクト概要 ー OUTLINE ー

プロジェクト概要
2024年7月にお披露目となった、大阪駅西側エリアを起点とするアートプロジェクト「WARP(WEST ART PROJECT)」。大阪駅を訪れる多くのお客様に日常的なアート体験の場を提供するというプロジェクトは、Jコミとしても初の取り組みであり大きな話題となった。そのプロジェクトに挑んだメンバーに、お披露目までの道のりと今後への想いを聞いた。

MEMBER

K.H
K.F クリエーティブ
クリエーティブ局
S.M
S.M 営業
JRグループビジネス局
JRグループ2部
K.M
K.M クリエーティブ
クリエーティブ局
クリエーティブ3部
H.F
H.F イベントプロモーション
プロモーション局
プロモーション1部

TALK 01

文化的な香りをまとって、
お客様を周遊させたい

S.M:

2022年の夏頃に、JR西日本の方から大阪駅西側の開発に合わせて、文化的な香りをまとわせてお客様が周遊できるようにしたい、という要望がありました。私たちとしてもアートに関するプロジェクトをやったことがなかったのですが、イノゲート大阪を含む大阪駅西側で人を周遊させることを考えると、期間限定のアートイベントではなく、常設のパブリックアートを設置するという考えに至りました。

K.F:

アートを設置すると言っても、アート好きが興味を持つような作品を展示する必要があるので、まずは、クリエイティブエージェンシー「CEKAI」と組んで、大阪の地にふさわしいアーティストを選定してもらいました。さらに、大阪駅西側にアートを根付かせるためには、一般の方でも興味を持つような知名度の高い作品がどうしても必要と考え、「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦先生にパブリックアートの制作をお願いすることになりました。

文化的な香りをまとって、お客様を周遊させたい

TALK 02

「ジョジョ列」の数の分だけ
感動がある

イノゲート大阪1階に登場したのは、荒木飛呂彦先生手がけた直径2mの巨大なステンドグラス作品。そのほか、前に立つと水彩画のような電子絵画を生成する「People at Inogate Osaka」や、大阪の文字を元に作られたモニュメント「大阪」など、イノゲート大阪や大阪駅西口を様々なアートが彩った。その完成までには、どのような苦労があったのだろうか。

K.M:

私は途中からプロジェクトに参加したんですが、アーティストの制作スケジュールと、ビル工事のスケジュールを調整するのが本当に大変でした。アートの仕様を決めている最中でも、ビルは工事のスケジュール通りに出来上がっていくので、ビルの床が出来たあとに、ある作品の重量が重すぎて床が耐えられないかもしれないという問題が発生したり、反対に、現場を視察しても何もできていないのでイメージが把握できなかったり、私たちに建築の知識がないこともあって、苦労することばかり。クリエーティブなお仕事というよりも、ほとんど工事部のような感じでしたが(笑)、やっぱりパブリックアートがお披露目になった時は、大変だった分、感動しました。

H.F:

「WARP」のプロモーションと、荒木飛呂彦先生をお招きしての除幕式を担当しました。始まるまではドキドキでしたが、Yahoo!トレンドに入ったり、除幕式ではテレビ露出もたくさん獲得。実際に、ステンドグラス作品の前には、撮影待ちをする“ジョジョ列”ができたり、SNSでも盛り上がりを見せていたので、Jコミで関わった仕事の中でも一番話題になったプロジェクトだったと思います。

「ジョジョ列」の数の分だけ感動がある

TALK 03

会社の枠を超える、
おもしろい仕事に

K.F:

今回のプロジェクトは、どうしても荒木先生に制作をお願いしたいという気持ちから始まり、その提案をJR西日本さんが信じてくださり、制作からプロモーションまで大変なことにチャレンジしてくれたチームのメンバーがいました。自分だけが頑張ってもしょうがなくて、信頼できるチームになっていたからこそ、これだけ大きなことができたのだと実感しています。

H.F:

最近の広告業界でいうと、デジタル的なバズりに注目が集まることが多いと思うんですけど、今回パブリックアートを作成して、たくさんの人を惹きつけて話題になることの達成感というか、改めてリアルなイベントに関わる良さみたいなものを実感しましたよね。

S.M:

やらされるだけの仕事と考えたらおもしろくはないですが、Fさんが荒木先生に作品を依頼したように、与えられたテーマに対して自分がやりたいことを取り入れて“おもしろい仕事”にできる環境はある。Jコミは、自分たちで会社の枠を超えるような、仕事を作れる会社だと思っています。

K.F:

「WARP」の取り組みは、アートを使ってお客様を動かす場所を作るという広告代理店の枠を超えたプロジェクトとして評価されました。「WARP」には、作品がワープする、日常の場所から未知の領域にワープするといったいろんな意味を持たせているのですが、大阪駅の西側へこれからも「WARP」は続いていきます。信頼できるチームと共に、今後も「Jコミって、なんかおもしろいことやってくれそう」と、思ってもらえるプロジェクトにしていきたいです。

こちらの記事の内容は、2024年11月に取材した内容となります。内容に変更など生じる可能性がございます。予めご了承ください。

会社の枠を超える、おもしろい仕事に

こちらの記事の内容は、2024年11月に取材した内容となります。内容に変更など生じる可能性がございます。予めご了承ください。

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